人間と動物では唱えるお経は違うの?
人も、動物も、花も、生き物は姿形がどのように違っていても、同じ生命をいただいて生きているという点で平等です。命が尽きて死に至れば、またもとの自然に還る点も同じ。ですから、死を悼み、亡くなった魂を鎮めるための供養では万物に共通のお経をあげています。
ペットにあげるお経の内容は?
私の属している宗派は浄土門ですから、「阿弥陀(あみだ)経」と「四誓偈経(しせいげ)経」を唱えます。また宗派を問わず、般若心経や観音経をあげて供養いたします。
ペットのための法要というのもあるんですか?
法要は、死者の来世での永遠の安らかな眠りを願って営まれるものです。人の場合、仏教では初七日や四十九日法要、年回忌などが決められています。ペットの場合は事細かなしきたりは決まっていません。回数や営み方は飼い主の方の判断で決めればよいでしょう。死後も大切に思い遣る心を持ち続けて供養をしてあげれば、亡くなった動物達もうれしいに違いありません。
ペットの遺骨はどこで保管すればいいの?
ペット霊園などでは納骨堂を設けて遺骨の保管サービスを行っています。最近はペットのための専用仏壇を設けているお宅もありますが、通常は想い出の品と共に、棚などに置いてあげて保管すればよいでしょう。
ペットをちゃんと弔わないと祟りがあるというのはホント?
死んでしまった動物の魂が、現世の飼い主に禍いをもたらすなどということは決してありません。祟りがあるなどといって商品を買わせたりするのは霊感商法の常套手段なので注意が必要です。
